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~有料老人ホーム評価の視点~
費用費用の種類と評価有料老人ホームに入居する場合に必要な費用には、入居時に必要な入居一時金と、入居後に毎月必要な費用の2種類があります。 さらに、毎月必要な費用には、月額利用料と、食費、その他費用の3種類があります。 費用の種類ごとに、費用の説明と評価の視点を解説します。 入居時の費用(入居一時金)入居時に一括で支払う費用です。入居時に一部が即時償却され、残りが一定の期間で徐々に償却されます。『介護一時金』という名目で入居一時金とは別に請求するホームもまれにあります。 入居一時金が、入居時に償却される割合は3割という所が多いようですが、この割合はできるだけ低い方が有利です。 償却期間は5年という所が多いようですが、償却期間はできるだけ長い方が有利といえます。 入居一時金の償却入居時に払う費用(入居一時金)は、有料老人ホームを終身で利用する権利を獲得するための前払い費用、あるいは家賃の前払いという性格の費用です。そのことから、入居した時点では入居者からホームへの預かり金となっています。 この預かり金である入居一時金は、契約時に一定割合がホームに納められ、残金は毎月均等にホーム側に納められます。契約時にホームに納められる分は、初期償却分、あるいは即時償却分と呼ばれます。残金が全てホームに納められるまでの期間については、償却期間と呼ばれます。 例:入居一時金500万円、初期償却率30%、償却期間60カ月の場合
この例では入居時に500万円を支払い、60ヶ月(5年間)で500万円が全額ホームものになります。 60ヶ月以内に退去した場合は、その時点の入居一次金残額が返還されます。 毎月の費用(月額利用料)毎月固定で支払う料金です。通常は、家賃相当額(家賃)、管理・運用費、介護上乗せ金(制度以上の手厚い介護をおこなっている所で請求する施設があります)の3種類があります。 いずれも安い方が良いといえますが、設備やサービス内容との兼ね合いですので、複数の施設を比較して評価しましょう。 食費
提供される食事の費用です。 外出時に食べない時があることを想定しますと1食ごとに課金され、キャンセルしておけば費用がかからないという契約の施設の方が有利です。 その他費用水道光熱費、医療保険や介護保険の自己負担分、おむつ代等です。 介護保険の自己負担分は、提供された介護サービスによって異なりますが、施設による格差はありません。 水道光熱費は居室で使用した実費分に加え共有部の割り当て分を請求する施設もあります。おむつ代等は施設によって異なります。いずれも安い方が良いといえます。 入居中の総費用入居一時金や月額利用料等を確認した後は、入居中に総額でいくら費用がかかるのか?を必ず計算をしましょう。 平均的な入居期間である5年間(60ヶ月)の例で計算方法を説明します。 総費用=入居一時金+(月額利用料+食費+その他費用)×60ヶ月 [1]入居一時金 60ヶ月の償却分 (償却期間が60ヶ月以内なら全額、それ以上なら次の式で計算する) ![]() [2]その他費用 介護保険自己負担分、医療保険自己負担分、おむつ代、レクリエーション代、理美容代等で合計月3万円程度みておきましょう。 下表は、毎月の介護保険自己負担分の一例です。
では、次に代表的な2つの事例をみてみましょう。 事例1
このようなホームに48ヶ月入居する場合の総費用を計算してみましょう。
事例2
事例1と同じホームで次のような支払いプランがあった場合に48ヶ月間の総費用はどちらが安くなるでしょうか?
入居一時金が0円なので毎月の費用合計は、 25万円+4.5万円+2.0万円+3.0万円=34.5万円 となります。 事例1の 1ヶ月あたりの費用32.5万円 と比較します。 この事例では、事例1の入居一時金500万円を先に払う方が総費用は安くなります。 ただし、事例1の場合は契約時に現金500万円をホームに預ける必要がありますので、運営法人が倒産した場合は戻ってこなくなるリスクがあります。 そこで、有料老人ホームの経営安定性も重要な評価項目となるわけです。 このように入居一時金と月額利用料はシーソー関係にありますので、総費用はどちらが安くなるか?は、入居期間や償却率などによって変わってきます。やや複雑な計算になりますが、有料老人ホームの費用は決して安くはありませんので、賢い選択をしたいものです。 有料老人ホーム費用の計算に関するご相談は、メイビス介護の家相談センターで承っております。お気軽にご相談ください。 関連ページ
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