~老人介護施設の種類~
介護施設とは高齢者を対象にした施設や住宅には様々な種類があり、呼び方も人によって異なることがあります。 当サイトでは、入居して介護サービスや生活支援サービスを受けることができる施設を『介護施設』、それ以外で賃貸や分譲で入居する住宅型の施設を『高齢者住宅』と呼んでいます。
また、介護施設と呼んではいますが、住宅型有料老人ホームや、健康型有料老人ホームのように、生活支援サービスはあっても、介護サービスの提供はおこなわれない施設もあります。 介護保険3施設代表的な介護施設が『介護保険3施設』といわれるもので、以下の3種類の施設を指します。
費用が安く人気は高いのですが、居室は共同室でプライバシーへの配慮や接遇マナー等では、民間の有料老人ホームの方が優れていると考えられます。 有料老人ホーム近年急増している介護施設が有料老人ホームです。主なものは以下の3種類です。 最も数が多い施設は、介護付有料老人ホームで介護サービスを受けることができ、介護保険も適用されます。 価格は、入居金0円のものから億単位のもの、月額利用料も特別養護老人ホームと同等のものから月30万円近くのものと施設によってばらつきがあります。 最近は、入居一時金がなく、月単位で契約できる低価格の施設も増えてきており、特別養護老人ホームが空くまで有料老人ホームを利用するケースも多いです。 グループホーム『認知症対応型入居者生活介護』というのが正式な名称で、認知症の高齢者を対象とした介護施設です。 5~9人の少人数を1単位(ユニット)として家庭的な雰囲気の中で介護や身の回りの世話をおこなうことを目的にした施設です。 グループホームの入居一時金や月額利用料は、特別養護老人ホームと有料老人ホームの間に位置しますので、認知症の方やそのご家族には大変利用ニーズの高い老人介護施設です。 ただし、医療処置や重度の身体介護が必要な方は入居できないこともあり、また、都心部では殆どの施設が満室に近い状況です。200万人とも言われる認知症の方は、今後も増加傾向にありますので、より多くの供給が期待される老人介護施設の1つです。 その他
以下はどちらも介護保険導入前からある施設で、老人福祉法で規定された老人福祉施設です。入所には所得制限等の条件があります。 どの介護施設を選ぶべきか?
老人介護施設は色々な種類があり、サービス内容な料金も多様ですので、初めての方はどの介護施設が最適なのかを判断するのはなかなか難しいものです。費用負担が少ない介護保険3施設の利用ニーズが高いですが、特別養護老人ホームは、全国で42万人以上の待機者がおり、介護老人保健施設は通常3~6ヶ月で退所しなければなりません。介護療養型医療施設は全国で施設数も少なく、中長期的には廃止される案も出ています。 介護保険3施設の代替サービスとして、利用ニーズが高い介護施設が有料老人ホームとグループホームです。また、老人介護施設の分類には入れておりませんが、介護や医療、生活支援サービス付の高齢者住宅も今後は良い選択肢になってきます。 個々のニーズにあった介護施設探しは、専門の相談員を配置した介護施設の相談センター等を活用してみてはいかがでしょうか?無料でニーズにあった介護施設の紹介をしています。 関連ページ |
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